瑠璃色宇宙

六部純/絵に関するエトセトラ☆

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人生が絵とともにあったなら

ご案内をいただいた絵画展を観に、京橋(東京)のギャラリーび~たに行ってきました。

実は案内状をいただいた時には、誰なんだろう?と考え込んでしまいましたが、お会いして、「ああ!こんにちは!」です(笑)
以前、わたしが、日本画廊協会の推薦作家展に出品した時、観にきてくださり、ギャラリーの下の老舗トンカツ屋さんでカツサンドを一緒に食べた方でした。
もう90歳になられたそうで、その60年間の作品を展示していました。

とってもエネルギッシュ!

なんていうんでしょう、絵を描く前に躊躇していないというのでしょうか。
全体のリズムをしっかり把握しながらも、羨ましいほどに、気の向くまま自由に筆を走らせていて、絵と、ご自身と、向き合っている感じがしました。

わたしは常に迷いの人間です。
躊躇しまくり、ぐるぐる回って、やっと自分なりの結論を見つけ、一人で感動し得意になってみんなにも見せたくなる。←バカ?子供?笑

なので、上手な絵には憧れませんが、自由な絵には憧れます。

力をいただきました。
描かねば!
常に前を向いている絵を描きたい。

命尽きるまで描きますというその方のように、わたしの人生が絵とともにあったなら幸せです。

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秋のスケッチ旅行の申し込みもしてきました。
今年は、スペインのアルバラシンです。


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想うこと |

生命と自由のある場所

shinjukunohidarime.jpg

「Shinjuku Underground」

http://cardboard-house-painting.jp/mt/archives/cat1/index.php

ふと思い出して検索してみました。

なんて魅力的な場所だったことだろう。
ホームレスの作ったダンボールハウスに、数名のアーティストが、なんとも魅力的な絵を描いていた。
新宿ダンボール村。
以前わたしが描いていた漫画「とんび」の舞台。

一人で取材に行って、ダンボールハウスの作り方などを教えてもらった。
猫を肩に乗せたおじさんがいた。
温かい缶コーヒーをくれて、しょっぱい漬物を食べさせてくれた。
人と人との間に垣根を置かない彼らが、きれいにも見えたし、こわいとも思った。
けれど生命と自由を見た気がした。
それまで汚くて嫌いだった新宿という街を好きになった。

わたしが求めている「何か」があるように感じた。

ここから生まれた“とんび”というキャラクターは、わたしの価値観を大きく変え、今でも心にいる。
そしてきっとわたしが死ぬまで生き続ける。

漫画を描くのをやめて絵描きをしている今、もう一度この風景に出会いたい。

そして描きたい。

TOMBI00_2013092702150970e.jpg
「とんび」



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(「Shinjuku Underground」から引用)
数百軒もの段ボールハウスが西口の地下道にひしめき、林立していた。
その段ボールハウスには一軒一軒絵画が描かれていたのだ。
摩訶不思議な、そして国家そのものをあざ笑うかのような反逆的な色彩を鮮烈に放っていた。

絵画はアーティストたちによって描かれていた。
その絵画制作集団のリーダーは「武盾一郎」このweb画集の制作者である。

武盾一郎はこの段ボールハウス絵画制作中に逮捕され22日間の拘留を強いられる。
その後も制作活動は続けられるが、1998年の大火災によって地下道の王国は滅びるのである。

その後行政は再びホームレスの自治区などが出来ないよう、
大幅に地下道を工事、ホームレスを新宿西口地下道から追い出すことに成功した。

このWEB画集は当時、段ボールハウスに描かれた絵画に焦点をあて、
今となっては幻となってしまった地下の王国が大都市の真ん中あったことを蘇らせる為に作られたものである。

ここにアップされている作品群はほんの一部に過ぎない。

「瞬間が命なら記録などしない」と考えていた為 自分達の作品を記録しなかったのだ。

このサイトの写真は写真家の迫川尚子氏の作品を中心に、この絵画制作に共感した人たちが公開を快諾してくれたものである。

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想うこと |

プライスレス


受け止める 投げ返す、
投げ返されて受け止める

わたしは 違う内容 同じ重みの
感動を交換したいのです

絵を通して共有する思いは
プライスレス




想うこと |

進化。

わたしは昔の自分のデッサンを、ほとんど全部とってあります。
昔のは今に比べたらおっそろしく下手で、見れば誰もが、今の絵のほうがダンゼンいいと言うだろうし、わたしもそう思います。
でもわたしのその下手なデッサンには、本当の線を見極めようと何本も何本も線が引かれていて、
その一生懸命さは今のわたしには太刀打ちできないほど。

そのデッサンを見ると、わたしは「うまくなったものだなぁ」と励まされます。
過去のわたしに励まされます。

現在のわたしは、未来のわたしを励ますことができるでしょうか。


dessin30130418


先日の木曜日はデッサン教室の日。
ティラノザウルスの骨の模型。
ティラノザウルスは鶏といちばん似てるそうですよ。
進化したあげく、結局、小さくなることが存続のためには良いと判断したのかしら?なんて思ったり。

3週目なのでこれで仕上がり。

ここ数ヶ月、また違った感じになってきたみたいです。




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一歩

       Hanae20110402b_c_1_20130307151837.jpg
      IMG_6217b_1_1.jpg 

「キミに咲く花」水彩・B2
「砂漠の薔薇」水彩・B2
モデル:Hanae

2011年、中止になってしまった、Hanaeさんの「星の王子さま」によせて。
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もうすぐ3月11日。

2011年は、わたしが初めて芸術というものの意味について考えさせられた年かもしれません。

被災地の方たちに何もできず、絵を描く気になれなかったわたしに、絵を描かせたのは、夢をひとつ失った友人の悲しみでした。

身近なこの人のために、心をこめて絵を描きたい。
その気持ちが誰かに伝わって、それがまた誰かに伝わって、いつか遠い誰かの涙を拭うことができたなら・・・。
わたしは無力だけれど、きっと受け取る側の人は、力を持っている。それを信じよう。

無力だと知りながら、一歩を踏み出した、
あの日を、わたしは決して忘れません。


それぞれに、幸福が降りますように。

       2009_1.jpg 「いのち」水彩・F2

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